研究紹介
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生活支援IRT技術

環境情報構造化

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日常生活環境でロボットが人間と共生して働くためには,ロボットに搭載された機能だけで複雑な周囲状況を認識するのではなく, 環境側にセンサネットワークや様々な情報を格納したマーカを配置して,ロボットの作業を支援する仕組みの構築が不可欠です.そこで,この仕組みを実現する環境情報構造化プラットフォームの研究開発を行っています.

環境情報構造化に基づくサービスロボット実現のためのセンサ情報ネットワークの開発

情報構造化アーキテクチャの構築

センサ情報による行動認識・予測と,それによる居住者ライフログの生成

ロボットによる能動的物体認識

ワゴンを利用した生活環境中の日用物品運搬システムの開発

日用品の位置追跡

ロボット搭載カメラを用いた家具上変化検出

人物位置追跡


ロボットハンド

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現在日本は超高齢社会であり,介護者の人手不足が問題となっています.そこで,物体の持ち運びや受け渡しなどにより高齢者の生活をサポートするロボットを開発しています.人の生活環境に存在する様々な物体を把持/操作する手法の研究や,ロボットハンドの開発を行っています.

柔軟指先と把持物体のポテンシャルを用いた把持安定条件の導出

柔軟な爪を利用した薄い物体の把持

器用な多間接多指ロボットハンド