長谷川勉教授は,平成25年3月で九州大学をご退官され,熊本高等専門学校へ異動されました.
ご紹介
長谷川先生は,昭和48年 東京工業大学工学部電子物理工学科卒業をされ,
同年 工業技術院電子技術総合研究所通商産業技官に就任されました.
平成4年 九州大学工学部教授に就任され,その後いくつかの改組を経て,
平成21年から大学院システム情報科学研究院実世界ロボティクス講座を
ご担当されました.
この間、日本ロボット学会理事、電子情報通信学会九州支部長をはじめ、
福岡県ロボット産業振興会議副会長などを歴任されています。
長谷川先生は、四十有余年の永きにわたり、知能ロボットに関する教育、研究に情熱を傾けてこられました。
特にモデルベースドロボティクスと呼ばれる知能ロボットの構成論において、多くの顕著な業績を挙げられるともに、
ロボットが働きやすい環境を構築する「環境情報構造化」の概念を提唱され、生活支援ロボットの実現に長年取り組まれました。
多数の論文業績と共に、電気学会、計測自動制御学会、日本ロボット学会の各論文誌で論文賞を受賞され、
平成11年にFranklin V. Taylor Award, IEEE Systems, Man and Cybernetics Society、
平成20年文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞されています。
最終講義
平成25年3月25日九大伊都キャンパス ウエスト2号館大講義室にて, 長谷川先生の最終講義「知能ロボットをめざして ~40年の研究、そして未来~」が行われました. これまでの行われた研究をユーモアを交えながらご紹介いただくと共に, 若手研究者や学生に有益なご助言を頂きました.
長谷川先生の最終講義の様子 |
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学生からの花束贈呈 | 記念写真 |
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最終講義終了後,西鉄グランドホテルにて,最終講義記念懇親会を行いました.
懇親会開催の告知から1ヶ月程度で,平日開催にもかかわらず,
多数の来賓の方々が集い,長谷川先生のご退官をお祝いされました.
九大名誉教授・長田正先生のご挨拶 | 来賓の方との歓談 |
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学生との歓談 | 福岡工業大・木室先生からのプレゼント贈呈 |
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学生からのプレゼント(ワイン)贈呈 | 学生が作ったワインラベル |
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記念撮影 |
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