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新着情報




研究会の予定

  • 第十五回 若手研究会
    【日時】 2024年1月27日(土) 13:00〜
    【場所】 日田天領水の宿 ※現地宿泊を原則とさせていただきます
       〒877-0074 大分県日田市中ノ島町685-6 TEL.0973-24-0811
       Web: https://hitatenryosuinoyado.com/
    【参加費】お一人様1泊夕朝食付き18,000円(税込)
    【発表・参加申込期限】2023年12月8日(金)17:00まで
      ● 宿泊者名簿作成のため,期限内のお申込みをお願い致します.
      ● 申込期限に関わらず定員に達した時点で締切らせて頂きますので,ご了承下さい.
      ● お食事に特別な手配が必要な方はコメント欄に詳細をお知らせ下さい.ホテル側に相談し,可能な範囲で対応致します.
      ● 締切後のキャンセルは実費を頂く可能性もありますのでご注意下さい.
      ● 自家用車でお越しになる方は会場駐車場(135台収容可)をご利用下さい.
      ● 他,ご質問等がございましたら下記までメールでお問い合わせ下さい.
      温泉セミナー幹事:onsen@hcr.mech.kyushu-u.ac.jp

    【プログラム】
    ■ 第一部 13:00〜14:00 特別講演
    ご講演者:野田 哲男先生(大阪工業大学 教授)
    ご講演概要:高校生のときにロボットをこころざし,大学・院で研究のイロハを教えてもらい.企業と大学で40年近く,多くの方々と出会い助けていただきながら産業用ロボットに代表される自動化システムの研究開発を長く続けて分かったあんなことやこんなことを皆様と情報共有し意見交換させていただければと思います
    ■ 第二部 14:10〜17:00 若手研究者および学生による研究発表
    ※発表時間は質疑を含めて一人20〜25分程を予定
    夕食(懇親会)
    ※本年度につきましても,第三部の開催予定はございません.

  • 第二十九回 研究会 開催案内
    下記の通り講演会(対面)を開催致します。

    【日時】2023年1月5日(木)14:30〜15:30

    【開催場所】九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館3階313室(機械3講義室)

    【講演者】Prof. Byung-Ju Yi

    【タイトル】Research Works on Surgical Robotics and Startup Experience

    【講演概要】This seminar introduces the research work of Human-Robotics Laboratory of Hanyang University since 1995. Several research activities on surgical robotics covering neuro-surgical area, ENT area, and vascular intervention area will be presented. Startup experience will be also addressed.

    【参加方法】参加登録不要です.参加希望者は上記開催場所へ直接お越し下さい.

    主催:日本ロボット学会ヒューマンセントリックロボティクス研究専門委員会

  • 第十四回 若手研究会
    【日時】 2023年1月28日(土) 13:00〜
    【場所】 ホテル別府 パストラル 〒874-0836 大分県別府市東荘園町1丁目4 TEL: 0977-23-4201
       Web: https://www.pastoral.jp/
    【参加費】お一人様1泊夕朝食付き17,000円(税込)
    【発表・参加申込期限】2022年12月2日(金)17:00まで
    【発表・参加申込方法】下記Googleフォームよりお申込み下さい.
       Web: https://forms.gle/a9LKi5dPBvEh2gdf7

      ● 宿泊者名簿作成のため,期限内のお申込みをお願い致します.
      ● 申込期限に関わらず定員に達した時点で締切らせて頂きますので,ご了承下さい.
      ● お食事に特別な手配が必要な方はコメント欄に詳細をお知らせ下さい.ホテル側に相談し,可能な範囲で対応致します.
      ● 締切後のキャンセルは実費を頂く可能性もありますのでご注意下さい.
      ● 自家用車でお越しになる方は会場駐車場(100台収容可)をご利用下さい.
      ● 他,ご質問等がございましたら下記までメールでお問い合わせ下さい.
      温泉セミナー幹事:onsen@hcr.mech.kyushu-u.ac.jp

    【プログラム】
    ■ 第一部 13:00〜14:00 特別講演
    ご講演者:原田 研介先生(大阪大学 大学院 基礎工学研究科 教授)
    ご講演概要:現在までロボットマニピュレーションに関する研究を30年続けてきた.長い研究生活の中では色んな事が起こったので,研究事例も交えながら,今に至るまでを振り返り,皆様と情報共有ならびに意見交換させて頂ければと思います.
    ■ 第二部 14:10〜16:40 若手研究者および学生による研究発表
    ※発表時間は質疑を含めて一人20〜25分程を予定
    夕食 18:00〜
    ※本年度はコロナ禍を鑑み,第三部については開催致しません.

  • 第二十八回 研究会 開催案内

    九州大学大学院 医学研究院・工学研究院 医工連携・健康長寿学講座と共同主催にて
    ZOOMによるオンライン講演会を開催致します。

    【タイトル】健康長寿のための医学研究最前線

    【日時】2022年3月22日(火)14:00〜16:00

    【参加方法】ご参加希望者は,下記メールアドレス(工学研究院 本田)までご連絡ください.honda[at]mech.kyushu-u.ac.jp

    【プログラム】全体:14:00〜16:00
      講演1:健康長寿実現のためにー久山町研究からー
      九州大学大学院医学研究院 古田芳彦 先生
      福岡県久山町で60年以上にわたって継続中のコホート研究である久山町研究の成果から,健康長寿に関連する認知症やサルコペニアの話題をお話します
      講演2:うごける喜びから健康長寿へ
      九州大学大学院医学研究院 M井敏 先生
      整形外科における変形性関節症のコホートを用いた研究から,健康長寿につなげるための身体活動やバランス機能に関する検討についてお話します
      講演後,15分程度のディスカッションを予定

    主催:九州大学大学院 医学研究院・工学研究院 医工連携・健康長寿学講座
    共同主催:日本ロボット学会ヒューマンセントリックロボティクス研究専門委員会
    共催:ふれあいラボ(九州大学ヘルスケアシステムLABO糸島)

  • 第二十七回 研究会  開催案内

    九州大学大学院 医学研究院・工学研究院 医工連携・健康長寿学講座と共同主催にて
    ZOOMによるオンライン講演会を開催致します。

    【開催概要】こちらをご覧下さい

    【実施方法】ZOOMを使用したオンライン講演会です.

    【プログラム】2月18日(金)
      講演会全体:14:30-15:45
      村木 里志 先生(九州大学大学院 芸術工学研究院 教授)
      『シニアとふれあいながら考えるアクティブライフ』
    【お申込み方法】honda [at] mech.kyushu-u.ac.jp(九大工学研究院 本田)まで,ご氏名を記載の上ご連絡ください
      ([at]を@へ書き直してご連絡ください)

    主催:九州大学大学院 医学研究院・工学研究院 医工連携・健康長寿学講座
    共同主催:日本ロボット学会ヒューマンセントリックロボティクス研究専門委員会
    共催:ふれあいラボ(九州大学ヘルスケアシステムLABO糸島)
    共催: 九州大学大学院 芸術工学研究院 応用生理人類学研究センター

  • 第十三回 若手研究会  開催案内 プログラム

     日本ロボット学会ヒューマンセントリックロボティクス研究専門委員会は,2年ぶりとなる若手研究会を開催致します.本会では,博士・修士課程等在籍学生からの6件の発表に加えて,最近九州・中国近辺へ赴任された若手研究者からの5件の発表を予定します.広くロボット研究者,学生等による参加を頂ければと思います.参加費無料ですので,皆様方からのご参加をお待ちしております。

    【日時】 2022年1月28日(金)13:00〜17:00

    【実施形態】 Zoomによるオンライン開催

    【参加方法】 ご参加希望者は,下記お問い合わせ先へメールにてお知らせ下さい.

    【参加費】 無料

    【Web】 http://amd.mech.kyushu-u.ac.jp/HCR/

    【運営】 九州大学 荒田純平(幹事),野上大史,D.S.V. Bandara

    【問い合わせ】 hcr@amd.mech.kyushu-u.ac.jp

    【主催】日本ロボット学会ヒューマンセントリックロボティクス研究専門委員会

  • 第二十六回 研究会  開催案内

    九州大学大学院 医学研究院・工学研究院 医工連携・健康長寿学講座と共同主催にて
    ZOOMによるオンライン講演会を開催致します。

    【講演会概要】こちらをご覧下さい

    【実施方法】ZOOMを使用したオンライン講演会です.

    【プログラム】3月5日(金)
      講演会全体:13:00-14:30 (開場:12:45)
      ご講演:13:00-14:00
      秋山靖博 先生(名古屋大学 大学院 工学研究科 助教)
      『日常における転倒負傷の予防 −転倒の計測からわかることー』
      ディスカッション:14:00-14:30

    【お申込み方法】honda [at] mech.kyushu-u.ac.jp(九大工学研究院 本田)まで,ご氏名を記載の上ご連絡ください
      ([at]を@へ書き直してご連絡ください)

    主催:九州大学大学院 医学研究院・工学研究院 医工連携・健康長寿学講座
    共同主催:日本ロボット学会ヒューマンセントリックロボティクス研究専門委員会
    共催:ふれあいラボ(九州大学ヘルスケアシステムLABO糸島)

  • 第二十五回 研究会  開催案内

    九州大学大学院 医学研究院・工学研究院 医工連携・健康長寿学講座と共同主催にて
    ZOOMによるオンライン講演会を開催致します。

    【日時】2021年1月29日(金)13:00-15:00

    【講演会タイトル】食と健康長寿

    【講演1】13:00-13:50
    佐藤匡央先生(九州大学大学院 農学研究院 教授)
    「油を食べるということ -油脂摂取と健康長寿-」

    【講演2】14:00-15:00
    家森幸男先生(武庫川女子大学 国際健康開発研究所 所長・教授)
    「健康長寿は自分で延ばせる -尿を測れば、認知症、フレイルを防げるか?」

    【参加費】無料

    【参加方法】2021年1月28日(木)までにメールにてお申込みください。

    Email: honda@mech.kyushu-u.ac.jp (九州大学工学研究院 本田功輝)
    ZOOMの参加用URLをお送り致します。

    主催:九州大学大学院 医学研究院・工学研究院 医工連携・健康長寿学講座
    共同主催:日本ロボット学会ヒューマンセントリックロボティクス研究専門委員会
    共催:ふれあいラボ(九州大学ヘルスケアシステムLABO糸島)

  • 第二十四回 研究会

    京都大学の瀬英希先生をお招きして,ROSの講演会を行います.
    ROSに興味のある方,使われている方など,是非ご参加ください.

    ■ 日時
    2020年1月8日(水) 16:40 - 17:50

    ■ 場所
    九州大学伊都キャンパス ウェスト2号館 システム情報大講義室(W2-313)

    ■ 講演者
    高瀬英希  准教授(京都大学/JSTさきがけ)

    ■ 講演タイトル
    組込み研究者から見たROS(Robot Operating System)

    ■ 講演概要
    ロボットシステムは多機能/高機能を求められつつも多品種少量生産のドメインであるため,開発を効率化するプラットフォームの活用は不可欠です.Robot Operating System(ROS)は,ロボットソフトウェアの開発を加速できるプラットフォームとして非常に注目されています.本講演の前半では,ROSの生まれた背景や目指すところを俯瞰したのち,ROSの提供する機能や採用すべき利点について解説します.また,現在開発が急ピッチで進んでいる次世代のROS2についてもその新機能と利点を紹介します.時間が許せば,マカオで開催されたROSCon2019の概要を紹介しながら,世界的なROS communityの動向についても紹介できればと思います.講演の後半では,講演者らが研究開発に取り組んでいるROS関連の活動について紹介します.組込みマイコン向けのROSノードの軽量実行環境「mROS」,ROS対応ロボットへのFPGA技術の統合を実現する「ZytleBot」,IoT/自動運転時代の仮想シミュレーション環境「箱庭」,これらを駆け足で紹介しながら,ロボット分野におけるこれからの組込み分野の役割について議論してみます.

    ■ 講演者略歴
    京都大学 大学院情報学研究科 通信情報システム専攻 准教授
    国立研究開発法人 科学技術振興機構 さきがけ研究者(兼任)
    組込みシステムの省電力設計ならびに協調設計技術,IoT/ロボットシステム向け開発プラットフォーム技術の研究に従事.

    ■ 参加費:無料
    問い合わせ: 後藤まで
    takayuki.goto at cpc.ait.kyushu-u.ac.jp


  • 第二十三回 研究会
    開催案内

    日時:2019年1月7日(火)
        15:00-16:30(含質疑応答)

    場所:九州大学ヘルスケアシステムLABO糸島
       〒819-1312糸島市志摩初1番地
       糸島市健康福祉センターふれあい1階検診・研修室
       Tel. 092-327-8181

    講師:栗田 雄一 先生
        広島大学 大学院工学研究科
        生体システム論研究室 教授

    タイトル:テクノロジーによる能力と体験の拡張

    概要: 人間拡張とは、足りない能力を補う補完・補綴や 今持つ能力の維持のみならず、その人が持つ能力 をテクノロジーによるサポートでさらに強化・増進・ 拡張させるニュアンスをもつ技術分野です。人、ま たは機械単体のパフォーマンスではなく、人と機械 を1つのシステムとみたと全体パフォーマンスを高め ることを目指すとともに、その技術を使って、人の身 体のみでは実現できないような体験をさせてくれる ことも期待されています。本講演では、体験におけ る身体感覚の重要性について概説し、また空気圧 ゴム人工筋を利用した運動支援スーツを、スマート コーチングやスポーツの拡張に応用した研究成果と 今後の展望を紹介します。

    参加費:無料
    問い合わせ:ふれあいラボ(九州大学ヘルスケアシステムLABO糸島)
    Tel. 092-327-8181まで

  • 第十二回若手研究会

    【日時】 2020年1月25日(土) 13:00〜24:00

    【場所】別府温泉 豊泉荘
     https://www.housensou.jp/
     〒874-0902 大分県別府市青山町5-73
     TEL: 0977-23-4281

    【参加費】 お一人様15,000円 (1泊夕朝食付き)
          <内訳:宿泊料11,000円,講演会費4,000円>

    【発表・参加申込期限】 2019年12月4日(水)

    【発表・参加申込方法】 onsen@hcr.mech.kyushu-u.ac.jp まで下記情報をお送り下さい.

     ・御名前: 
     ・御所属(大学名・研究室名): 
     ・職名 or 学年:
     ・講演題目(講演される方のみ・申込時は未定でもOK)

    *宿泊者名簿作成のため,期限内のお申込みをお願い致します.
    *申込期限に関わらず,定員40名に達した時点で締切らせて頂きますので,ご了承下さい.
    *研究室毎にお纏め頂いても構いません.その場合,参加者および講演者と講演件数をお知らせ下さい.
    *お食事に特別な手配が必要な方は事前にお知らせ下さい.可能な範囲で対応致します.翌朝の朝食はバイキング形式となります .
    *締切後のキャンセルは実費を頂くこともありますのでご注意願います.
    *自家用車でお越しになる方は会場駐車場(100台収容可)をご利用下さい.昨年度同様,降雪の可能性がありますので十分ご注意下さい.

    ※ご質問がございましたら,下記までお問い合わせ下さい.
     温泉セミナー幹事: onsen@hcr.mech.kyushu-u.ac.jp

    ――――――――――――――――――――――――――――――――
    プログラム

    第一部 13:00〜14:00
    ・特別講演
     ご講演者:細田 耕 先生(大阪大学大学院基礎工学研究科 教授)
     概要:30年前,ただのメカ好き・回路好きが,ひょんなことからロボットの分野に足を踏み入れ,いつの間にかソフトロボットの人になってしまった経緯を話します.若い研究者が選択を迫られたとき,何かの参考になる(ならない)お話しをしましょう.

    第二部 14:10〜16:40
    ・若手研究者および学生によるプレゼンテーション
     ※発表時間は質疑を含めて一人20〜25分程を予定(未定)

    夕食(懇親会)18:00〜20:00

    第三部 20:00〜24:00
    ・研究討論および自由討論

    ――――――――――――――――――――――――――――――――
  • 第二十二回 研究会
    日本ロボット学会ヒューマンセントリックロボティクス研究専門委員会の共催で下記講演会を予定しております.
    ご興味のある方はぜひご参加をご検討くださいますようお願い申し上げます.
    また多くの方々にご周知いただき,お誘いあわせいただけますと幸甚でございます.

    https://www.facebook.com/events/2531253430491429

    2019年11月21日(木)18:30〜20:30
    会場:エンジニアカフェ(〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1丁目15−30赤煉瓦文化館1F/BF)
    https://engineercafe.jp/ja/

    18:30〜19:20
    中西希(北九州市立自然史・歴史博物館)専門:哺乳類、生態学、ヤマネコ
    http://www.kmnh.jp/info/staff/nakanishi-nozomu/
     「タイトル未定」
     19:20〜20:10
    郡司芽久(国立科学博物館)専門:解剖学、バイオメカニクス、キリン
    https://megugunji.wixsite.com/giraffesneck/profile
    「キリンはどんなふうに体を支え、動かすのか?ー解剖からわかるキリンの体の秘密ー」

    参加無料・途中入退場可
    受付:18:00〜

    主催:計測自動制御学会システムインテグレーション部門ロボティクス部会
    共催:日本ロボット学会ヒューマンセントリックロボティクス研究専門委員会

     事前申込み: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfggiKeU1hneCkZLTnabzH8RTIxuor_cSCnLxW65R82gaqLXQ/viewform
    または event@konorobo.main.jp (マキタ サトシ)まで

    問合先
    槇田 諭
    佐世保工業高等専門学校
    makita@sasebo.ac.jp

  • 第二十一回 研究会
    開催案内

    日時:2019年1月25日(金)
        17:00-18:30(含質疑応答)

    場所:九州大学ヘルスケアシステムLABO糸島
       〒819-1312糸島市志摩初1番地
       糸島市健康福祉センターふれあい1階検診・研修室
       Tel. 092-327-8181

    講師:河島 則天 先生
        国立障害者リハビリテーションセンター研究所
        運動機能系障害研究部神経筋機能障害研究室 室長

    タイトル:脊髄損傷者の歩行機能再獲得を目指して−再生医療とリハビリテーション技術の融合−

    概要:ここ数か月のうちに、間葉系幹細胞を使った細胞製剤の薬剤収載、iPS細胞の臨床試験承認の見通しなど、脊髄再生医療の臨床応用に関するニュースが相次いで報じられた。再生医療の実現可能性ついては、10年ほど前の時点ではリハビリテーション現場への応用を現実的なものとして認識するには程遠かったことは言うまでもないが、おそらく現時点でも臨床の肌感覚としては、臨床を大きく変えるもの(あるいは現実的に理学療法の主琉となるもの)という認識にまでは至っていないものと思われる。私たちの研究およびアウトリーチのスタンスは、科学的知見や先進技術が臨床現場での問題解決にうまく援用されていくような『伏線』を敷くことであり、これまで臨床現場と近い距離感で、リハビリテーション技術の開発や効果検証を行ってきた。本講演では、掲題の『脊髄損傷者の歩行機能再獲得』に向けたこれまでの研究の経緯を紹介し、再生医療とリハビリテーション技術の融合によってより効果的に機能改善を導いていくための戦略とビジョンについて、一考察を試みたい。

    参加費:無料
    問い合わせ:ふれあいラボ(九州大学ヘルスケアシステムLABO糸島)
    Tel. 092-327-8181まで


  • 第十一回若手研究会
    開催案内

    【日時】  2019年1月26日(土) 13:00〜24:00

    【場所】  福岡工業大学セミナーハウス(湯布院温泉)
     〒879-5114 大分県由布市湯布院町川北894-78
     TEL: 0977-75-8383

    【参加費】  お一人様10,000円 (最大40名まで)

    【発表・参加申込期限】   2018年12月7日(金)

    【発表・参加申込方法】 onsen@hcr.mech.kyushu-u.ac.jp まで下記情報をご連絡下さい.

     ・御名前: 
     ・御所属(大学名・研究室名): 
     ・職名or学年:
     ・交通手段(公共交通手段+タクシー or 自家用車)
     ・発表タイトル(発表される方のみ・申し込み時は未定でもOK)

    *宿泊者名簿作成のため,参加予定者の方は期限内のお申込みを何卒宜しくお願い致します.

    *申込期限にかかわらず,申込者が40名に達した時点で締切らせて頂きますので,何卒ご了承下さい.

    *研究室毎にお纏め頂いても構いません.その場合には参加者および発表者と発表件数をお知らせください.

    *この度のお食事はバイキング形式となりますが,お食事に特別な手配が必要な方は,申込時にお知らせください.可能な範囲で対応致します.

    *お食事の準備の関係もあり,締切り後のキャンセルは実費をお支払い頂くこともありますので,ご注意願います.

    *会場が由布院駅より離れており,徒歩ではほぼ無理ですので,公共交通機関をご利用の方は駅よりタクシーをご利用頂く事になります.由布院駅より概ね2000円程度ですが,現在,ご利用人数によってタクシー補助金(一人当り500円程度,4名乗車で2000円程度)の支出を検討しておりますので(未定),公共交通機関+タクシーをご利用予定の方は参加申込時にお知らせ下さい.

    *会場がかなり山の上にあり,時期的に雪や路面凍結により,ノーマルタイヤでの到達は厳しい事が予想されます.自家用車でお越しの方は十分にご注意下さい.

    ――――――――――――――――――――――――――――――――
    プログラム

    第一部  13:00〜14:00
     特別講演  中内 靖 先生
     (筑波大学システム情報系教授,(株)FullDepth取締役会長)
     筑波大学中内研究室として取り組んでいる空間知能化に関する研究,ならびに筑波大学発ベンチャーとして起業した(株)FullDepthによる水中ドローンならびにその展開について概説します.陸上だけでなく,海中のIoT化による陸海空のインテリジェント化について,皆様と情報共有ならびに意見交換させて頂ければと思います.

    第二部 14:10〜16:40
     若手研究者・学生講演会
     ※発表時間 25分(発表20分、質疑5分を目安にしてください)

    最優秀発表賞 佐藤 拓広 君福岡工業大学 情報工学部 情報システム工学科
    「両下肢の筋協調性理解に基づいたペダリング運動の技術評価に関する研究」


     時間   講演者  所属  役職/学年  講演タイトル
    14:10-14:35 佐藤 拓広 福岡工業大学 情報工学部 情報システム工学科 博士後期課程2年 両下肢の筋協調性理解に基づいたペダリング運動の技術評価に関する研究
    14:35-15:00 中嶋 一斗 九州大学 大学院システム情報科学府 情報知能工学専攻 博士後期課程2年 第四人称視点による人・ロボット共生空間の自然言語記述
    15:00-15:25 望月 隆吾 九州工業大学 博士後期課程3年 センターサラウンド間差分最大値を用いたサリエンシーマップの提案,及び,特徴点抽出との関係性評価
    15:25-15:50 小杉 卓裕 福岡工業大学 工学部 知能機械工学科 研究員 屈曲点付き1リンク2筋システムの安定性
    15:50-16:15 岩本 憲泰 信州大学 繊維学部 機械・ロボット学科 バイオエンジニアリングコース 助教 曲面形状ロボットの運動学理論の紹介
    16:15-16:40 安川 真輔 九州工業大学 大学院生命体工学研究科 人間知能システム工学専攻 准教授 海底物採取ロボットのための画像処理システムの開発とその実海域試験


    夕食(懇親会) 18:30〜20:30

    第三部 20:30〜24:00
     研究討論および自由討論

    ――――――――――――――――――――――――――――――――


  • 第二十回 研究会
    開催案内

    日時:2018年12月21日(金)
       第1部 17:00-18:00(講演会)
       第2部 18:00-18:30(質疑応答)

    場所:九州大学ヘルスケアシステムLABO糸島
       〒819-1312糸島市志摩初1番地
       糸島市健康福祉センターふれあい1階検診・研修室
       Tel. 092-327-8181
       地図


    講師:川平 和美 先生(川平先端リハラボ所長)
        鹿児島大学名誉教授
        鹿児島大学大学院客員研究員
        国際医療福祉大学大学院客員教授
        藤田保健衛生大学客員教授

    タイトル: 促通反復療法の治療理論をリハビリテーションロボットに生かす

    参加費:無料
    問い合わせ:ふれあいラボ(九州大学ヘルスケアシステムLABO糸島)
    Tel. 092-327-8181まで


  • 第十九回 研究会

    日時:2018年10月12日(金) 15:00-16:30
    場所:九州大学伊都キャンパス ウエスト2号館 5階 521号室

    講師:Adrian Stoica, Ph.D. (Senior Research Scientist, Principal NASA Jet Propulsion Laboratory California Institute of Technology)
    タイトル: From robotic space exploration to operating large planetary outposts the roles of robots on the Moon and Mars
    概要:After exploring the Moon and Mars with scientific rovers and the Moon with astronauts as well we are on the verge of a new phase in human exploration of space getting to the Moon to set permanent manned outposts and use the Moon as a base to prepare and then send humans to Mars. Individual missions to search for water and additional resources, building a Moon Village, forming caravans of exploration vehicles in a long nomadic journey on the moon these are some of the concepts currently in the planning for the Moon, while plans further plans include building the infrastructure that would support a manned permanent colony, likely at the South Pole of the Moon nearby Shackleton Crater. At the same time, robotic precursors on Mars would also prepare the ground for future arrivals of humans. We will explore these scenarios and even touch on more uncertain outcomes how would all this be accelerated, or changed, by the increasing level of intelligence of future space robots.

    問い合わせ:倉爪 亮(九州大学)(kurazume@ait.kyushu-u.ac.jp, 092-802-3611)まで
    参加登録・申込:不要
    直接会場にお越しください.


  • 第十八回 研究会

    日時:2018年6月8日(金)16:40-17:40
    場所:九州大学伊都キャンパス ウエスト2号館 3階 システム情報科学府 第7講義室 (W2-327)

    講師:Dr. Oscar Martinez Mozos (Senior Research Fellow, Technical University of Cartagena)
    タイトル: Mental state recognition of people applied to autonomous robots
    概要:Mental state recognition of people is a growing area of research in robotics. Applications include human-robot interaction, robot-based therapy, or autonomous cars. This talk presents my on-going research on mental state recognition in two scenarios: (1) automatic recognition of braking intention on intelligent cars, and (2) robotic-based psychological interventions for negative mental states like anxiety or depression.

    問い合わせ:倉爪 亮(九州大学)(kurazume@ait.kyushu-u.ac.jp, 092-802-3611)まで
    参加登録・申込:不要
    直接会場にお越しください.


  • 第十七回 研究会

    日時:2017年12月9日(土) 15時〜16時30分
    場所:ふれあいラボ URL
        〒819-1312 福岡県糸島市志摩初1番地
        (糸島市健康福祉センターふれあい内)
        Tel. 092-327-8181
        地図

    【講師】
     井上 剛伸 様
     国立障害者リハビリテーションセンター研究所
     福祉機器開発部 部長

    【講演タイトル】
     障害者・高齢者のための先端技術を応用した福祉機器

    【概要】
    これまで国立リハビリテーションセンターでは重度肢体不自由者の移動支援機器開発や,新規性の高い福祉機器の開発や評価をおこなってきた.また近年,認知症のある人の福祉機器の研究もおこなっており,これらを紹介する.

  • 第十六回 研究会

    日時:2017年11月10日(金) 15時〜16時30分
    場所:ふれあいラボ URL
        〒819-1312 福岡県糸島市志摩初1番地
        (糸島市健康福祉センターふれあい内)
        Tel. 092-327-8181
        地図

    【講師】
     山西 陽子 教授 九州大学 大学院工学研究院

    【講演タイトル】
     電界誘起気泡によるバイオメディカルデバイスの創成

    【概要】
     本講演では電界誘起気泡を用いたバイオメディカル分野の様々なデバイスとそのメカニズムについての発表を行う.針なし気泡注射器などの気泡インジェクターを用いた様々な研究事例や,プラズマ医療科学の創成プロジェクトで行われたプラズマ誘起気泡における機序解明などの研究について紹介を行う.

  • 講演会

    【講師】
     incubion 代表 高橋祥子氏

    【講演タイトル】
     分からない未来を楽しめるチカラ
      - アート・テクノロジー・社会の結節点から見た世界

    【日時】
     2017年10月2日(月) 13時〜14時

    【場所】
     伊都キャンパス ウエスト2号館3階 第5,6講義室


    【概要】
    世界中の起業家たちとの出会い、テクノロジーを通じて社会との対話を生み出す”アート”との出会いから学んだ、自らの体験や感覚を基に社会を捉え、分からないことを恐れず、問いかけること、働きかけることを厭わない姿勢。それぞれが自分なりのやり方で真剣に社会と向き合っている、世界の活動家のプロジェクトと、自身の挑戦の様子を紹介しながら、不確実な現代を生き抜くしなやかな強さについて考えます。


    【略歴】
    高橋祥子 incubion 代表
    本田技研工業にて二足歩行ロボットASIMOの事業化企画、および主力車種の商品企画責任者を担当した後、日本/米国でソーシャルイノベーションコンサルタントとしてIoT技術の社会実装プロジェクトに従事。2016年、社会に根ざすロボット実証実験フィールドの実現を目指すIncubionを設立。Ars Electronica FuturelabにてCreative Producerとして活動した後、帰国し現在に至る。MIT Global Entrepreneurship Bootcamp alumni。


    【高橋様からのメッセージ】
    MITの起業家プログラムでの経験談、Ars Electronicaで働く中で意識した世界と日本を見る目線など 具体的な事例を通じて、私がこれまで感じた「世界で生き抜くために大切にしたい姿勢(attitude)」 についてご紹介出来ればと考えています。

  • 第十回 若手研究会
    開催案内

    日時:2018年1月27日(土)13:30-24:00
    場所:筑後川温泉・花景色
    http://www.hanagesiki.jp/

    第一部
    特別講演
     時間 13:30~14:30
     講師 村上 弘記 氏(株式会社IHI 技術開発本部)
     タイトル
     企業におけるロボティクスの研究開発とその応用

     概要
     ロボティクスの研究開発はいわゆるロボットの開発だけでなく様々な機械の高度化に貢献できる技術開発といえます。 総合重工メーカの研究開発部門で、取り組んできたロボティクスの研究開発のその応用について長年の経験をお話しいたします。 また、企業での研究開発への取り組みについても、大学・研究機関との違いが感じられるようにお話しします。

    第二部
    若手研究者および学生によるプレゼンテーション
     時間 14:40〜17:10
     プログラム(仮) 発表20分、質疑5分を目安にしてください

    最優秀発表賞 加藤 陽 君 早稲田大学 創造理工学研究科 総合機械工学専攻 菅野研究室 「皮膚表面変形に基づく筋活動推定による関節角度を制御可能な動力義手の開発」

     時間   講演者  所属  役職/学年  講演タイトル
    14:40-15:05 Choi Seunghyun 九州大学 工学研究院 機械工学部門 HCR研究室 博士後期課程2年 仮想物体位置情報の更新による外力に対してロバストな把持制御手法
    15:05-15:30 加藤 陽 早稲田大学 創造理工学研究科総合機械工学専攻 菅野研究室 博士後期課程2年 皮膚表面変形に基づく筋活動推定による関節角度を制御可能な動力義手の開発
    15:30-15:55 高橋 淳二 鹿児島大学 理工学研究科機械工学専攻 高橋研究室 准教授 受動調芯原理を利用したロボットマニピュレータによる自動精密はめあい
    15:55-16:20 筑紫 彰太 九州工業大学 博士後期課程3年 ローラ駆動される球体の運動学及び全方位移動ロボットによる搬送制御
    16:20-16:45 藤永 拓矢 九州工業大学 博士前期課程2年 自動トマト収穫システムの実現を目指して-赤外線画像におけるトマト果実の特徴の分析-
    16:45-17:10 宮内 翔子 九州大学 システム情報科学府 博士後期課程3年 臓器ボリュームモデルの目標体への角度・体積保存写像

    第三部
    研究討論よび自由討論
     時間 21:00〜24:00 (予定)

    参加登録料:11,000円(復興割が適用されました)

    お問合せ・発表・参加申込は、友枝・大野(onsen@irvs.ait.kyushu-u.ac.jp)へお願いいたします。


  • 第十五回 研究会

    人間支援ロボットに関する研究会
    (ふれあいラボとRSJヒューマンセントリックロボティクス研究専門委員会共同主催)
    ===========================

    日時 2017年3月17日(金) 13:00-17:00
    第一部
    13:00〜14:00 伊都キャンパス研究室見学会(山本研究室,木口・荒田研究室)伊都キャンパスW4号館432号室

    第二部
    14:30〜17:00 糸島市社会福祉施設ふれあい(福岡県糸島市志摩初1番地)において講演会・研究会

    1)14:30−15:20 横浜国立大学 島圭介准教授 講演
    タイトル:「ヒトの体性感覚刺激に基づく人間支援インタフェース」

    講演概要:
    ヒトに様々な体性感覚刺激を与えることで,高齢者が抱える転倒リスクの把握や歩行支援,運動機能回復訓練のための情報提示など,種々の人間支援インタフェースが実現できる.講演では,近年転倒災害予防のために開発した転倒予防法を主軸に,我々が提案する人間支援インタフェースの基本概念と実フィールドでの応用可能性について議論する.

    2)15:25−16:15 鹿児島大学 余永教授 講演
    タイトル:「多種促通機能付き片麻痺上肢・下肢の運動機能回復訓練装置の開発」

    講演概要:
    片麻痺有病者の麻痺肢の共同運動に対し,各関節の自主運動を有効に分離できる促通反復療法がある.長時間訓練の省力化かつ訓練精度と効果の向上のために,本講演では促通反復療法に基づき,目標筋の急伸長促通刺激と促通補助的な振動刺激・電気刺激・視覚と聴覚による運動タイミング刺激を加えて,麻痺肢の目標筋伸張反射を誘発して自主的な目標筋随意運動を引き出し,さらに自主運動をパワーアシストして微小な運動も効果的に遂行できる,片麻痺指伸展・前腕回内回外・肩上下・膝屈曲の各機能回復訓練装置を詳説する.また,随意複合運動リハビリのための片麻痺上肢肩・肘・前腕複合運動や下肢歩行運動の各機能回復装置などの紹介も行う.

    3)研究発表
    16:20−16:40
    3-1) トレッドミルを用いた滑り転倒刺激実験による転倒回避動作の解析
      九州大学工学府 植木真太郎

    16:40−17:00 
    3-2) 振動刺激による認知アシストの可能性について
      (振動刺激用いた肘関節動作変更特性)
      九州大学工学府 本田功輝

    連絡先 濱崎夏子(ふれあいラボ)
    電話 092−327−8181
    メール hamasaki@mech.kyushu-u.ac.jp

  • 第十四回 研究会

    講師:吉田和哉 教授
     東北大学 大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻
     極限ロボティクス国際研究センター センター長
    日時: 2016年12月19日(月) 13:00-14:00
    場所: 九州大学伊都キャンパス ウエスト2号館5階 521講義室
    講演タイトル:
    「はやぶさ、手作り衛星、月探査への挑戦」
    概要:
    講師は、一貫して宇宙ロボットの研究開発に従事しており、小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトでは、小惑星イトカワから岩石の破片を持ち帰るためのサンプル採集機構の開発に貢献した。また、大学独自に超小型の人工衛星を開発するプロジェクトを推進し、2014年に打ち上げられた「雷神2」は、小粒ながら大型衛星に負けない成果をあげている。そして現在、ロボットによる月面探査を目指す国際レースに挑戦している。本講演では、大学の研究室で始まった小さな取り組みが、宇宙開発を大きく変えるかもしれない大きなイノベーションに向かって進みつつある様子を紹介する。

    問い合わせ:倉爪 亮(九州大学)(kurazume@ait.kyushu-u.ac.jp)まで
    参加登録・申込:不要
    直接会場にお越しください.

  • 第十三回 研究会

    日時:2016年11月22日(火) 11:00-12:00
    場所:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館9階 (910-1)

    講師:Prof. Jose Pons (Spanish Research Council)
       "Neuroprosthetic-based Management of Pathological Tremors"


    問い合わせ:木口 量夫(九州大学)(kiguchi@mech.kyushu-u.ac.jp)まで
    参加登録・申込:不要
    直接会場にお越しください.

  • 第九回 若手研究会
    開催案内

    日時:2017年1月28日(土)13:30-24:00
    場所:武雄温泉・なかます旅館

    最優秀発表賞 本田 功輝 君 九州大学 システム工学研究室「振動刺激を用いた動作変更に関する研究」

    第一部
    特別講演
     時間 13:30~14:30
     講師 藤江 正克 名誉教授(早稲田大学 次世代ロボット研究機構,AAA研究機構)
     タイトル ヘルスケアロボティクス研究に求められる大学の役割
     概要 超高齢社会を迎え社会全体が何となくロボットに期待を持っており,研究も何となく盛んになっている. この分野でのロボットには高齢者小児傷病者等を含む一般の人々が気安く付き合える高度なロボッテクス が必須であり,これまでの半世紀に亘るロボティクス研究からの脱皮が必要である.そこでは肩肘張った 研究による技術の高度化だけではなく従来の発想では生まれてこない知恵が必要となり.そこには, 大きな遊び心を持つゆとりが大切になろう.

    第二部
    若手研究者および学生によるプレゼンテーション
     時間 14:40〜17:00
     プログラム 発表時間は20分(発表12分+質疑8分を目途にしてください)

    時間 発表者 肩書き 所属 タイトル
    14:40-15:00 槇田 諭 講師 佐世保工業高等専門学校 ロボットとインターネットを活用した遠隔科学コミュニケーション
    15:00-15:20 高嶋 淳 研究員 国立障害者リハビリテーションセンター研究所 脊損・頸損者に対する体温制御の試み
    15:20-15:40 安鍾賢 D3 九州工業大学 自律型海中ロボットを用いた海底生物採取システムのための画像処理技術
    15:40-16:00 舛屋 賢 学術研究員 九州大学 ヒューマンセンタードロボティクス研究室 エネルギー収支に基づく釣糸人工筋肉の温度応答モデリング
    16:00-16:20 白 楊 D1 九州大学 制御工学研究室 Motion Planning and Control for Spherical Rolling Robots
    16:20-16:40 本田 功輝 M2 九州大学 システム工学研究室 振動刺激を用いた動作変更に関する研究
    16:40-17:00 小林 薫樹 D3 九州大学 画像情報ロボティクス研究室 Deep learningによる2次元脳図譜変形

    第三部
    研究討論よび自由討論
     時間 21:00〜24:00 (予定)

    参加登録料:13000円

    お問合せ・発表・参加申込は、友枝(onsen@irvs.ait.kyushu-u.ac.jp)へお願いいたします。

  • 第八回 若手研究会

    日時:2016年1月30日(土)13:30-24:00
    場所:日田温泉アル・ステージ小松軒

    第一部
    特別講演
    時間 13:30〜14:30
    講師: 新井 史人 教授 (名古屋大学未来社会創造機構)
    「バイオロボティクス分野の大学発イノベーションに向けて」
    概 要:バイオロボティクスの研究が盛んになって,応用分野も拡大している. 生命に学ぶ視点,人との距離 感を縮める視点,さりげなく利用される視点などアプローチは様々である. アプローチは違えども,バイオロボティクスの分野においてイノ ベーションを支える基盤技術を, 自身の研究成果の紹介を交えて議論する場とする. また,大学人としてどう研究に取り組んでいるか,研究の 進め方だけでなく, 学会活動,教育なども包含して想いを述べ,若手育成の議論の場としたい.

    第二部
      若手研究者および学生によるプレゼンテーション
      時間 14:45〜16:25(20x5件)
    14:45-15:05
    岩谷 正義
    九州大学 大学院
    工学府 機械工学専攻
    博士後期課程2年
    「ロボットマニピュレータの摩擦補償および二脚ロボットのマスタスレーブ歩行 制御」

    15:05-15:25
    越智 裕章
    福岡工業大学 大学院
    工学研究科 物質生産システム工学専攻
    木野研究室所属
    博士後期課程3年 
    「筋骨格構造における筋内力の安定条件解析」

    15:25-15:45
    高嶋 淳
    国立障害者リハビリテーションセンター研究所
    福祉機器開発部 研究員 博士(工学)
    「国立研究所における福祉機器開発の取り組み」

    15:45-16:05
    木村 憲二
    九州工業大学 大学院
    生命体工学研究科
    人間知能システム工学専攻
    博士後期課程2年 
    「球体の運動制御とホイル配置の一般論」

    16:05-16:25
    荒田 純平
    九州大学 大学院
    工学研究院機械工学部門 准教授 博士(工学)
    「柔軟要素を内包する手指運動支援のための機構開発」


    第三部
      研究討論よび自由討論
      時間 20:00〜24:00

    御問合せ・発表・参加申込は、柏木(kashiwagi@mech.kyushu-u.ac.jp)へお願いいたします。




  • 第十二回 研究会

    日時:2015年3月31日(水)15:00-16:00
    場所:九州大学伊都キャンパス ウエスト2号館 3階 大講義室(W2-313号室)

    講師:Dr. Oscar Martinez Mozos (School of Computer Science, University of Lincoln)
       "Assistive Technologies for Health Monitoring"
    概要:As the population increases there is a need to create new technologies to monitor the health of people, both physical and mental, during their daily life. In this talk, I will present some of the assitive technologies we are developing in order to monitor the status of people during their daily life. I will first present a system for activities of daily living (ADL) recognition by using a new 3D Qualitative Trajectory Calculus (3D-QTC). In addition I will show preliminary work on wearable technology to detect mental states on people, in particular stress.

    問い合わせ:倉爪 亮(九州大学)(kurazume@ait.kyushu-u.ac.jp, 092-802-3611)まで
    参加登録・申込:不要
    直接会場にお越しください.


  • 第十一回 研究会

    日時:2015年3月18日(水)15:00-17:00
    場所:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 3階 312講義室

    講師:田中孝之 准教授 (北海道大学システム情報科学専攻システム創成学 講座)
       “ロボット技術を活用した軽労化ツール”
    概要:「スマートスーツ」は人の手による作業の負担を軽減する軽労化ツールである. 「スマートスーツ」のメカニズムと設計手法、実フィールド評価に ついて講演 する.また、ロボット技術を活用した軽労化ツールの研究開発を通じて、研究者が考え る技術と現場で求められる技術のあり方について議論する.

    問い合わせ:立山(tateyama@mech.kyushu-u.ac.jp)まで
    参加登録・申込:不要
    直接会場にお越しください.


  • 第七回 若手研究会

    日時:2015年1月31日(土)13:30-24:00
    場所:日本文理大学湯布院研修所
    講演募集・参加案内PDF

    第一部
    特別講演
    時間 13:30〜14:30
    講師:光石衛 教授(東京大学)
    「工学と異分野との出会い」
    概 要:医療分野においてロボット技術や生産加工技術の果たす役割や期待は大きい。医療機器を開発する上での制 約条件と戦略、材料の選択と製作方法、計測手法 などについて現状と将来展望を述べる。そこでは、具体的に人工 膝関節置換術支援システム、超微細手術支援システム、遠隔手術支援システム、非侵襲集束超音 波診断治療システ ム、外部磁場駆動型マイクロロボットなどの例を挙げながら説明する。また、自己の経歴を振り返りつつ研究への 思いを述べる。

    第二部
    若手研究者および学生によるプレゼンテーション
    時間 14:40〜17:30(20分×8件)
    14:40-15:00 岩本 憲泰 (九州大学) 「尻尾搭載型4 輪車輪ロボットに関する非接地な位置姿勢に到達するための動作制御」
    15:00-15:20 Asawatreratanakul Warut(福岡工業大学) 「力制御における形状記憶合金線を用いた小型駆動システムの開発」
    15:20-15:40 安 鍾賢(九州工業大学) 「深海底環境における画像復元と対象認識」
    15:40-16:00 鄭 好政(九州大学) 「レーザスキャナによる屋外環境の識別」
    16:10-16:30 冨山 大輔 (鹿児島大学) 「片麻痺促通反復療法に効果的な随意運動を促すための易収縮的電気刺激と振動刺激の研究」
    16:30-16:50 越智 裕章 (福岡工業大学) 「筋骨格システムにおける安定な釣り合い平衡点生成と筋配置の関係性」
    16:50-17:10 中島 康貴(九州大学) 「上肢と下肢の協調運動を促す骨盤支持型の歩行訓練システムの開発 」
    17:10-17:30 石井 和男(九州工業大学) 「トマトロボット競技会開催報告」

    第三部
    研究討論よび自由討論
    時間 21:00〜24:00

    問い合わせ 内田まで
    参加募集締切済
    内田(kumiko@mech.kyushu-u.ac.jp)


  • 第十回 研究会

    日時:2014年6月23日(月)15:00-17:00
    場所:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館3階 機械3番講義室(W4-313)

    講師:曹其新 教授(上海交通大学・ロボット工学研究所常務副所長)
       “RTM-based Ubiquitous Robotic System
           for Home Service Robots”
    概要:近年,ロボットシステムの開発において,信頼性向上,開発期間短縮,可搬性向上等のため, ロボティックミドルウエア RTM=Robot Technology Middleware の利用が進んでいる. ここでは,家庭用サービスロボットの動作シミュレーションシステム開発において, RTMを利用した事例を紹介する.

    問い合わせ:内田(kumiko@mech.kyushu-u.ac.jp)まで
    参加登録・申込:不要
    直接会場にお越しください.


  • 第九回 研究会

    日時:2014年3月11日(火)10:30-12:00
    場所:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館3階 機械3番講義室(W4-313)

    講師:荒田 純平 准教授(九州大学 先端医療イノベーションセンター)
       “柔軟ロボットの医療機器開発応用”
    概要:本講演では,九州大学先端医療イノベーションセンターにおけるロボット開発の取り組みの一環として,柔軟ロボットを活用した先端医療機器開発についてご紹介いたします.ここでの柔軟ロボットとは,コンプライアントメカニズムとも称される,構造にばねを応用し,柔軟な変形による動力の伝達と変換を行う機構を指します.ばねを活用することで,従来の軸やベアリング等をもたない機器が構築可能であり,先端医療機器開発に向け、安全性が高い,滅菌・消毒が簡単である,低コスト化が期待できる,などのメリットが生ずると考えられます.本講演では,その概要と具体的な開発事例について,ご紹介します.

    問い合わせ:菊植(kikuuwe@mech.kyushu-u.ac.jp)まで
    参加登録・申込:不要
    直接会場にお越しください.


  • 第六回 若手研究会
    日時 2014年1月25日(土) 14:00-25:00
    場所 山鹿温泉 山鹿ニューグランドホテル
    講演募集・参加案内 CFP

    第一部
    特別講演
    時間 14:00〜15:00
    講師:福田 敏男 教授(名城大学)
    “マルチスケールロボットシステムの研究”
    概要:ロボットの最小単位のセルやモジュールからなるロボットの構造を考え、その個ーグループー全体からなるマルチスケールロボットの研究の流れを外観して、水平思考と垂直思考の両面から概説する。ロボットシステムの複雑さを単に機構的だけでなく、計算知能、情報、バイオの多方面から理解し、それにより、ロボットの幅広い、かつ深みのある研究に思いを馳せて今後の独創的な研究方向について言及する。

    第二部
    若手研究者および学生によるプレゼンテーション
    時間 15:10〜17:30(20分×7件)
    15:10-15:30 高嶋淳 研究員(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)“実用的な福祉機器開発の取り組み”
    15:30-15:50 Tharindu Weerakoon(九州工業大学)“Robot Navigation using Potential Fields”
    15:50-16:10 Pyo, Yoonseok(九州大学)“床上センシングシステムを用いた生活環境における移動物体の位置計測と居住者の行動推定”
    16:10-16:30 越智裕章(福岡工業大学)“2リンク6筋構造の筋骨格システムにおけるフィードフォワード位置決め制御の収束安定条件解析”
    16:30-16:50 盛永明啓(九州大学)“非ホロノミック拘束が切り替わるシステムに関する研究”
    16:50-17:10 加島智子 講師(近畿大学)“ラジコンヘリを用いた収穫品質向上のための支援システムの開発”
    17:10-17:30 仲西洋介(鹿児島大学)“促通反復療法に基づく片麻痺前腕回内・回外機能回復装置の効果的な訓練の実現と臨床応用”
                        
    第三部
    研究討論(人間中心のロボット技術について)および自由討論
    時間 21:00〜25:00


    問い合わせ:山本まで
    申し込み:必要(〆切 2014/1/10(金)),池田(ikeda@mech.kyushu-u.ac.jp)まで


  • 第八回 研究会

    日時:2014年1月9日(木)15:00-17:00
    場所:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館3階 機械2番講義室(W4-312)

    講師:川原 知洋 准教授(九州工業大学)
       “スマートインテグレーションによる
         次世代バイオ医療デバイスの創出”
    概要:本講演では,ロボット技術をバイオや医療分野に積極的に応用することで,これまでにない新しいデバイスを実現するためのシステム統合に関する取り組みについて議論を行う.また,具体的な異分野横断型の研究例として,単一微生物の力学操作や計測を実現するための超高速マイクロロボッ ト・生物を用いたデスクトップ型医療トレーニング機器についての研究事例について紹介する.

    講師:田中 良幸 准教授(長崎大学)
        “筋感覚・運動特性の数理モデル化と
          医工実応用を見据えて”
    概要:骨格筋は強大な力を発生するアクチュエータであるとともに、 自身の収縮力や収縮速度などの物理情報を検知するセンサ の役割も兼ねている。しかしながら、その諸特性とメカニズム は十分に明らかにされておらず、また計測・モデル化手法に ついても確立されているとは言い難い。真に人間と一体となっ て作動するマン・マシンシステムを実現するには、骨格筋が 有する諸特性に基づいて設計・開発することは必要であろう。 本講演では、医工実応用を見据えて取り組んできた研究内容 の紹介を交えながら、今後の方向性を議論してみたい。


    問い合わせ:辻(tsuji@ait.kyushu-u.ac.jp)まで
    参加登録・申込:不要
    直接会場にお越しください.


  • 第七回 研究会

    日時:2013年3月4日(月)16:00-17:00
    場所:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館3階 機械2番講義室(W4-312)

    講師:金岡 克弥 チェアプロフェッサー(立命館大学)
        “The Human Use of Human Beings
    ロボット工学の本質を礎とした「非主流」のすゝめ”
    概要:かつて次世代ロボットは,自動車に次ぐ一大産業となり近未来の日本を支える,と言われました.しかし,人間の欲望の本質を捉えた「真の」ニーズに基づいた次世代ロボットでなければ,そのような発展は画餅に過ぎません.
     震災を経てもなお,日本の「次世代ロボット」の多くは,研究のための(後追い)研究,開発のための(後追い)開発となっているようにも見えます.独創ではなく資金の有無を研究のドライビングフォースとし,実用性を謳う研究成果が実用に届かないならば,それは研究者として慚愧に堪えない状況です.
     ならばこの際,研究者としては片足を踏み外すとしても,イノベータとして,それが叶わなければせめてアジテータとして,次世代ロボットへのトリガーアクションを起こしたいと思っています.
     本講演では,そうした現状を概観した後,ロボット工学の本質,「真の」ニーズとは何か,それを捉えるための発想の転換,そして,人間を幸せにする次世代ロボットとはどのようなものか,を探ります.さらに,その思想に基づく我々のプロジェクト,「マンマシンシナジーエフェクタ(人間機械相乗効果器)」について,主要技術を抜粋して概説します.

    問い合わせ:山本まで
    参加登録・申込:不要
    直接会場にお越しください.


  • 第六回 研究会

    日時:2013年2月12日(火) 15:00-17:00
    場所:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館3階 機械2番講義室(W4-312)

    講師:荻原 直道 准教授(慶応義塾大学)
        “ニホンザル二足歩行運動の順・逆動力学シミュレーション”
    概要:二足歩行訓練を受けたニホンザルは、顕著な二足歩行能力を獲得する。生得的に四足性であるニホンザルが、訓練により後天的に獲得する二足歩行を、ヒトのそれと対比的に分析することは、ヒトの常習的直立二足歩行の起源と進化を考える上で重要な示唆を提供するものとなる本講演では、我々のグループで進めてきたニホンザル二足歩行運動のシミュレーション、具体的には、解剖学的精密筋骨格モデルに基づく順・逆動力学シミュレーションについて紹介する。

    講師:森 武俊 特任准教授(東京大学)
        “みまもり工学とロボティクス”
    概要:部屋に設置したセンサ群から収集される生活データに基づき、そこで過ごす人のパターンを把握する取り組みが進んでいる。この、高齢化が進む社会における独居高齢者のモニタリング支援研究を中心に展開している、みまもり・看護とロボティクスとが関わる新しい領域について、睡眠/マットレスや歩行/靴といった事例とともに紹介する。

    参加登録・申込:不要
    直接会場にお越しください.
    問い合わせ:山本元司(九大・機械)
    yama@mech.kyushu-u.ac.jp



  • 第五回 若手研究会
    日時 2013年1月26日(土) 14:00-25:00
    場所 別府温泉 花菱ホテル

    第一部
    特別講演
    時間 14:00〜15:00
    講師:川村 貞夫 教授(立命館大学)
    “システム統合としてのロボティクス研究”
    概要:近年,ITの発展に加え,マイクロ技術により多様なセンサが小型,軽量,安価となり実利用レベルとなりつつある.また,多種のアクチュエー タも性能が高まりつつある.その結果,システム統合としての解には冗長性が生まれ,システム統合としての技術と科学が研究できる段階に達して きた.ロボティクスは他の分野に先駆けてシステム統合の科学(設計科学)を推進すべき分野と思われる.
     このような視点で,ロボットのシステム統合化を議論する.さらに,ロボットの事業化にとってのシステム統合の科学と技術の重要性を述べる. 具体例として,複合センサによるキャリブレーションフリーで適応制御等のパラメータ推定を必要としない視覚フィードバック制御やアクチュエー タの複合駆動による柔軟・高エネルギー効率のロボットアームを紹介する.

    第二部
    若手研究者および学生によるプレゼンテーション
    時間 15:00〜18:20
    15:00-15:40 徳安達士 准教授(福岡工業大学)“下肢筋群の活動状態に着目した競技自転車の最適機材設定の試み”
    15:40-16:20 園田隆(九州工業大学)“外乱オブザーバーを利用した筋拮抗駆動ロボットフィンガーの制御”
    16:20-17:00 前田克也(鹿児島大学)“高機能な片麻痺指機能回復訓練装置における効果的な伸張反射を促す方法とそのリハビリ評価”
    17:00-17:40 松谷祐希(九州大学)“筋骨格型ロボットのフィードフォワード位置制御と筋内力決定法”
    17:40-18:20 高嶋淳 特任助教(九州大学)“人体との接触圧力を制御可能とする床ずれ防止エアマットレスの開発”
                        

    第三部
    研究討論(人間中心のロボット技術について)および自由討論
    時間 21:00〜25:00

    問い合わせ:山本まで
    申し込み:必要(最終〆切 1/18),池田(ikeda@mech.kyushu-u.ac.jp)まで


  • 第五回 研究会

    日時:2012年7月19日(木) 15:00-17:00
    場所:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館3F 機械2番講義室


    講師:于 广 (Yu Guang)氏(九州大学機械工学専攻博士後期課程)
        “Dynamical sliding mode power control for a wind-hydrogen autonomous system”
    Abstract:In sailing-type wind farm system, the wind power is turned into hydrogen using electrolyzer and transported to the enduses. Due to the sailing-type wind farm is a stand-alone system and the intermittency of wind, the efficiency of hydrogen production is relative low. A sliding mode control strategy is proposed into the system to guarantee the hydrogen production efficiency. Power regulation by the proposed sliding control in the minimum phase region is completely robust to wind disturbances and parameter uncertainties. Validation results show that the proposed control strategy is effective in terms of power regulation.

    講師:木野 仁 教授 (福岡工業大)
        “ワイヤ駆動ロボットの実用化に向けて”
    概要:ワイヤ駆動ロボットでは,一般のロボットマニピュレータで用いられている剛体リンクの代わりに,柔軟・軽量なワイヤケーブルを用いる.その結果,可動部の著しい軽量化が可能となり,高出力,高速化などが容易となる.更に,ワイヤはプーリなどにより巻き取り可能であることから,可動範囲の拡張が容易であり,アクチュエータ配置を容易に変更することで,可動空間の変更が容易に可能となる.本講演では,ワイヤ駆動ロボットのアプリケーション例を紹介するとともに,実用化に向けた問題点などを取り扱う.

    問い合わせ:山本まで
    申し込み:不要


  • 講演会

    日時:2011年12月5日 15:15-17:00
       2012年2月22日 10:15-11:45
    場所:九州大学伊都キャンパス ウエスト2号館3階 システム情報科学研究院 大講義室

    講師 浅間 一 教授(東京大学)
        “東日本大震災および原子力発電所事故対応に活用されるロボット技術”
    概要:東日本大震災およびそれに伴う福島原子力災害の現場においては,人では困難な作業が多く,ロボット技術の適用が求められている.本講演では,これまでに東日本大震災およびそれに伴う福島原子力災害の現場で適用されたロボット技術について紹介するとともに,これからの原子力発電所の事故の収束に向けてさらに求められている遠隔操作機器やロボットについて解説する.また,これまでの開発や現場投入において明らかになった様々な課題や,今後行うべき取り組みについて述べる.

    講師 Seungho Kim氏 (KAERI,韓国原子力研究所)
        “The Development of Remote Controlled Robotics Applications for Nuclear industries”
    概要:KAERI has been developed Remotely Controlled Robotics for nuclear industry applications under the circumstancesof limiting direct human access due to high-level of radiation. Tasks involved are video surveillance and inspection of primary equipment, repair of damaged parts, and maintenance of subsidiary units. On-going research is oriented to the development of teleoperated robotic system and its core technology, focusing on the laboratory-based work as well as taking out it to nuclear industry fields.

    参加登録・申込は不要です.直接会場にお越しください.


  • 第四回 若手研究会
    日時 2012年1月21日(土) 14:00-17:10
    場所 武雄温泉 京都屋

    第一部
    特別講演
    時間 14:00〜15:00
    講師:大阪大学教授 金子真先生
    “ロボットに期待できること,期待してはいけないこと”
    概要:ヒトには視覚,触覚,臭覚,味覚,聴覚といった五感が備わっており,生命維持の根幹を担っている.このうち,外界から入ってくる情報の80%以上は視覚により取得されていると言われている.また物を摘んだり,操ったり,接触を伴う作業に対しては,触覚情報が巧みに使われている.ロボットの場合,五感センサとして視覚と触覚がよく用いられるが,これらはヒトの五感に比べて著しく劣っている.このように知覚能力が両者で大きく違っている状況で.ロボットが“見て,触れて,そして操る”といった基本動作はヒトの物まね的な発想ではなかなかうまくいかない.ではヒトより劣った五感センサしか使えない状況下で,我々はロボットに何を期待し,そして何を期待してはいけないのか?本講演では,このような問題意識の下,例題を交えながらその方向性を探ってみたい.

    第二部
    若手研究者および博士課程の学生によるプレゼンテーション
    時間 15:10〜17:10
    15:10-15:40 辻徳生先生(九大)“タウンマネジメントシステムを用いた生活支援”
    15:40-16:10 北住祐一(九工大,石井研)“自律型移動ロボットの協調行動における確率的行動決定手法に関する研究”
    16:10-16:40 金山海(九大,山本・菊植研)“A Realtime Parabolic Sliding Mode Filter for Removing Noise”
    16:40-17:10 香月良夫(九大,山本・菊植研)“窓ガラス清掃ロボットに関する研究”
                        



  • 第四回 研究会
    趣旨:ロボットや人の動作の理論解析,特に歩行制御などにおいて非線形性を考慮した運動制御解析においてはしばしばカオス的挙動が問題となり,またそのような性質を有効利用することも活発に議論されています.そこで,数学の分野からカオスに関してこれまでわかっていることを解説していただき,ロボット分野への応用について討論したいと思います.

    日時:2011年11月18日 15:00-17:00
    場所:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館3F 機械2番講義室


    講師:辻井 正人 先生(九州大学 数理学研究院)
        “低次元力学系におけるカオスへの遷移”
    概要:現在カオスと呼ばれるものが発見されて約50年になる.その間にカオスに関する数学的研究は多くの曲折を経て発展してきた.今回の講演ではこれまで多くの数学的な議論が集積している低次元の力学系(例えば,関数の反復合成として定義される1次元力学系)を中心にカオスについて何が分かったか(分からないか)ということを述べたい.

    問い合わせ:山本まで
    申し込み:不要


  • 第三回 研究会

    日時:2011年3月25日 15:00-16:30
    場所:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館3F 機械3番講義室
    テーマ:生体運動解析、生体信号解析

    講師:辻 敏夫 先生(広島大学 工学研究院)
        ”サイバネティックインタフェースで人間を支援する−人間中心ロボティクスの医療・福祉・産業展開−”
    概要:最近の計測技術の進歩に伴い,人間の身体から発生するさまざまな生体生理信号を比較的,容易にリアルタイム計測できるようになりました."サイバネティックインタフェース"とは生体生理信号から読みとった情報に基づいてロボットや機械システムを操作するための技術で,広島大学ではこの技術を利用した生活支援ロボットや医療支援システムなどの開発に取り組んでいます.本講演では,これまでに開発したいくつかの事例を紹介し,サイバネティックインタフェースを用いた人間中心ロボティクスの可能性について議論します.

    問い合わせ:山本まで
    申し込み:不要


  • 第三回 若手研究会
    日時 2011年1月22日(土) 14:00〜17:05
    場所 原鶴温泉 泰泉閣

    プログラム
    第一部
    特別講演
    時間 14:00〜15:00
    講師 大阪大学教授 新井健生先生
    “マイクロロボティクスへの興味 −マクロからマイクロへ−”
    概要:マイクロマニピュレーションの研究を20年ほど前に開始した. 肉眼では見えない対象物を器用に操ることに興味を抱いたからであるが, 動機はそれだけではなかった. 把持開閉だけの単純なマイクロ操作だけでなく, 多自由度な操作が可能なハンドをどのように構成し, いかに制御するかに注力した.機構を工夫することにより, 制御の単純化やコンパクトなハンドを構成することができた. 現在は,細胞や組織などを対象とするバイオ応用に興味を持っており, そのための自動化や高機能化のシステム化を行っている. また,時間が許せば,微小流路技術を利用した 胚操作自動化システムについても紹介する.


    第二部
    若手研究者および博士課程の学生によるプレゼンテーション
    時間 15:00〜17:05
    15:00-15:25 槇田 諭先生(佐世保高専)“不完全な把持によるマニピュレーション”
    15:25-15:50 小林英仁(九大,長谷川・倉爪研)“人型ロボットを片手で操縦するための技術開発”
    15:50-16:15 河村晃宏(九大,長谷川・倉爪研)“把持物体のオンライン位置姿勢情報の欠損にロバストな動的物体操作”
    16:15-16:40 北住祐一(九工大,石井研)“群内情報を用いた自己位置推定アルゴリズムの研究”
    16:40-17:05 西田周平(九工大,石井研)“ヒト脳波のフラクタル次元解析を用いたメタ認知バイオフィードバックの提案”
                        
  • 第二回 研究会
    日時:12月16日 10:30−12:00
    場所:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館3F 機械2番講義室
    テーマ:人を知る画像処理技術

    講師1:大西正輝 先生(産業技術総合研究所 情報技術研究部門)
        ”人流解析が切り開く新しい社会サービスの創出”
    概要:画像認識の分野では,安全・安心,マーケティング調査,セキュリティー等を目的として人物を検出・追跡する研究が盛んに行われている.人物を自動で検出できれば上記の目的は本当に達成されるのであろうか?その答えを導くために,ステレオカメラを用いた人物の追跡方法を提案し,これまでに様々な実証フィールドで実験を行ってきた.その中から,商業施設における人流解析に関する研究,救命初療室(ER)におけるチーム医療の評価に関する研究,公共施設における避難誘導支援に関する研究の3例を紹介する.

    講師2:川崎 洋 先生(鹿児島大学 理工学研究科)
        ”アクティブ3次元計測による動物体の高速計測手法”
    概要:無形文化財のデジタルアーカイブにおける動作する人物の全周計測や、ゲーム用インタフェースとして商品化されているリアルタイム3次元計測システムなど、動物体のビデオレートでの3次元計測が高い注目を集めています。このような動物体の高速計測は、ロボット視覚や将来の3次元テレビの基盤技術として非常に重要と考えられます。本講演では、アクティブ3次元計測の最近の動向から、発表者の取り組んでいるワンショット計測による動物体計測手法まで紹介します。

    問い合わせ:以下、山本まで。
    申し込み:不要


  • 第ニ回 若手研究会
    日時 2010年1月23日(土) 15:00〜19:00
    場所 浮羽別館 新紫陽

    プログラム
    第一部
    特別講演
    時間 15:00〜16:30
    講師 田中孝之先生 北海道大学
    講演タイトル グローカルなロボット技術開発〜北海道地域からの発信
     北海道地域に根ざしたロボット開発の例をいくつか紹介いたします.

    第二部
    博士課程,博士課程進学予定の学生によるプレゼンテーション
    時間 16:30〜19:00
    16:30-17:00 邱進軍(九大 D1)“複数の自己組織化マップを使ったマニピュレータの制御”
    17:00-17:30 西田 祐也(九工大 D2)“2質点モデルにおける跳躍ロボットの設計指針”
    17:30-18:00 河村 晃宏(九大 M2)“多指ハンドアームシステムを用いたセンソリーフィードバックによる把持物体の姿勢制御”
    18:00-18:30 松尾 一矢(九大 D3)“触覚と力覚を用いた手作業の認識”
    18:30-19:00 香月 良夫(九大 D1)“小型自走式壁面移動ロボットの軌道追従制御”
                        
  • 講演会
    日時 2009年10月2日(金) 13:30〜15:00
    場所 九州大学 伊都キャンパス ウエスト2号館
        7階会議室 725号室
    演題 ロボット化する自動車と画像認識技術
    講師 村松彰二氏
        (株)日立製作所 日立研究所 情報制御第二研究部
        インテリジェントセンシングシステムユニット
        ユニットリーダ主任研究員
    参加申し込み先
        九州大学システム情報科学研究院 村上剛司
        mkouji@ait.kyushu-u.ac.jp
        まで,代表者のお名前,ご所属,メールアドレス, 参加人数を添えて10月1日までにお申込みください.


  • 第一回 若手研究会
    日時 2009年1月30日(金) 16:00〜18:00
    場所 別府温泉 “ホテル三泉閣”
    演題 A Navigation Algorithm for Avoidance of
        Moving Obstacles
    講師 九州ポリテクカレッジ 富田 正昭氏
    演題 シリコン網膜カメラを用いたハイブリッド
        センサの開発
    講師 九州工業大学 真田 篤氏
    演題 ワイヤ拘束を用いた柔軟アームに
        関する研究
    講師 九州大学 林 喜章氏


  • 第一回 研究会
    日時 2008年4月22日(火) 15:00〜17:00
    場所 九州大学 伊都キャンパス
        システム情報科学研究院
        大講義室(ウエスト2号館 3階 313)
    演題 筋肉を規範としたセルラー
        アクチュエータの開発と制御
    講師 上田淳先生
        (奈良先端科学技術大学院大学助教)
    演題 人の運動の数理、人型ロボットの開発
    講師 杉原知道先生
        (九州大学SSP特任准教授)